経済状態が厳しいご家庭のお子さんも、奨学金を利用して進学をするという方法があります。
奨学金のなかでも、最も有名で利用者が多いのが、独立行政法人 日本学生支援機構(旧:日本育英会)が運営しているものでしょう。
このほかにも、大学、大学院、専門学校などが独自に設けている奨学金制度、地方自治体が運営する奨学金制度、民間の奨学金制度など、様々な選択肢があります。
奨学金の中には「入学試験よりも前に、申し込みをしなければならない」「奨学金の申込にあたって、誰かの推薦を受けなければならない」など、条件があるものもありますので、事前に調査をすることが必要です。
学資保険と奨学金を比べたとき、おすすめなのはどちらと、一概に言えません。
ただ、学資保険の満期が来たとき受け取るお金は、後で返済する必要がありませんが、奨学金の多くは後で返済をする必要があります。
「学生が必ず就職できる」という保障がありませんので、お子さんが「奨学金をもらってでも進学したい」と言い出したときは、返済についての計画を、よく話し合う必要があるでしょう。
Q.学費が増えるタイミング、知っていますか?
A.私の身近な方でもけっこう多いのが「義務教育になると、学費があまりかからないのでは?」という思い込みをしている人です。幼稚園や保育園に通うことは、義務教育ではないですし、お父さん・お母さんもまだまだ、お給料が限られているということも多いものです。
「今は家計が大変だけれど、義務教育に入るまでの辛抱」と考えてしまいがちですが、実は、あまり楽観的になってはいけないんです。
文部科学省「平成20年度子どもの学習費調査」の結果を見ると、幼稚園児の「校外活動費用」は公立幼稚園の場合83,013円、私立幼稚園の場合143,863円です。しかし、小学校に入ってからの校外活動費用は、公立小学校の場合210,167円、私立小学校の場合564,299円かかるようになります。
このように、義務教育中であっても学費はかかります。
学資保険の満期保険金を受け取るタイミングは、お子さんが15才、18才などのときですが、義務教育の費用を払いながら、保険料も納めていたにも関わらず、満期保険金の返戻率が低かったとなると、なんのための学資保険かわかりませんよね。
学資保険選びについて、ファイナンシャルプランナーに相談して「無理なく保険料が支払い続けられる、返礼率の高い保険」を選ぶと良いのではないでしょうか?
学資保険の中には、元本割れを起こしているものがあり、元本保証がないと不安とお感じで、学資保険加入をためらっている方もいることでしょう。確かに、貯蓄性の高い学資保険かどうか、しっかりと吟味せずに加入してしまった人は、元本割れの状態になってしまった、という方もいます。
それなら「貯蓄をすればいいのでは?」という考えもわかるのですが、実は学資保険には、貯蓄にはないメリットがあります。
というのは「学資保険の保険料として支払ったお金は、生命保険料控除の対象となる」ということです。
生命保険料控除は、所得税や住民税の計算をする上で、生命保険料として支払ったお金を、所得から除いた上で、計算してくれるという制度です。
所得が低くなる分、所得税や住民税として納めるお金は安くて済みます。
控除の仕組みについては、わかりにくい点もあるかと思いますので、一度はファイナンシャルプランナーや税理士さんに相談をして、控除の仕組みを理解しておくのが良いでしょう。
一度、理解ができれば、その後はご自身での年末調整や確定申告も可能になります。
Q.保険と貯蓄の違いとは?
A.かんぽの学資保険は「保障重視型」のもので「保険の契約者が亡くなったり、高度障害などの理由で働けなくなったりしても、学資が確保できる」というメリットがあります。
保険と貯蓄の違いとして「貯蓄で学資1000万円を確保するのには、一定の時間がかかる」「保険に加入すれば、早い時期から1000万円分の保障が得られる」という点があります。
時間をかけて貯蓄をしている間に、一家の大黒柱である人が亡くなったり、働けなくなったりした場合に、貯蓄額が目標に達しないままになってしまう、ということも考えられますよね。
ただ、学資保険につきまとう心配として「現在の一般的な学費と、お子さんが成長した15年後、18年後などの学費とが、同じとは限らない」ということがあります。
保障重視型のものは、保険金の返戻率が高くありませんので、将来学費が高騰した場合には、とても必要額が確保できないということもありえます。
他社からは、返戻率の高い学資保険も発売されていますので、保障に関しては他の商品で得ると割り切って、返戻率・貯蓄性の高い学資保険を「貯金」の感覚で利用するのも、良いかもしれませんね。
Q.かんぽの学資保険が向いている人とは?
A.かんぽの学資保険は「保障重視型」のもので、「学資を確保する」という観点からは、残念ながら民間の保険会社の学資保険に、押され気味です。
ただ、かんぽの学資保険が向いている人もいます。
「保障」を得なければならない人とは「高齢になってからお子さんを授かった人」「ご両親の健康状態が心配な人」「お子さん自身が、よく熱を出したり、食が細いといった心配がある人」です。
その場合には「18年後に、保険金を受け取ること」よりも「もしもご両親に何かあった場合に、お子さんが学業を続けられること」「お子さん自身の健康状態に何かあった場合に、充分な医療が受けられるようにすること」が、大事なはずです。
保障重視型の学資保険を選ぶのでしたら、なんらかの学資を確保できる方法を、別途考えなければなりません。
「どんなことが心配で、学資保険に加入したいのか?」「保障重視型の学資保険を選びたい理由は?」ということを含めて、ファイナンシャルプランナーに相談しながら、学資の確保方法を考えると良いと、私は思います。
Q.かんぽの学資保険、特約を活用するには?
A.かんぽの学資保険には「災害特約」「無配当傷害入院特約」「無配当疾病傷害入院特約」などの特約をつけて、保障内容を充実させることができます。
お子さんが「健康で育つ」ことが、ご両親の願いであるのは確かですが、怪我、事故で、お子さんがつらい思いをしている場合でも、ご両親がお子さんを嫌いになることはないはずです。そういうときほど、手厚く看護したくなるものですよね。
かんぽの学資保険に加入するかどうかを検討する親御さんは「保障は手厚く!!」ということに目が行ってしまいがちですが、「他の方法もあるのでは?」と一歩引いて、考えてみましょう。
特約をつけると、それだけ保険料がかかりますので「常に、どんな保障が受けられるかを意識し、活用できるようにする」という考えが必要で、それができないならば、特約とは「単に保険料を高くするだけのもの」になってしまいます。
かんぽの学資保険で、特約をつけるなら「理解を深めた上でつける」「他の保険で同様の保障が受けられないか、検討する」という冷静な気持ちが大切です
今回は、かんぽの新学資保険に注目してみようと思います。
例えば、私立大学理科系で自宅外通学を始めるための費用も含めると、入学時に必要な金額って、約213.7万円っていわれてます。
入学時に慌てても遅いので子供が生まれたらコツコツと準備する方が安心ですよね。
10年以上もコツコツ貯金するのは大変ですが、学資保険であれば、保険料の支払いで半強制的に積み立てができてしまうのも利点の一つですね。
随分昔は返戻率も高い時期があったと聞きますが、今の学資保険ってどうなのでしょう。少し中身を見てみましょう。
【条件】
300万円の15歳満期学資保険
契約者・・・父親35歳
被保険者・・・男児0歳
口座払込み(保険料払込期間は全保険期間)
今回の条件で見てみると、
毎月の保険料が17,640円
総支払額は3,175,200円
と・・元本割れしてしまう計算になってしまいます。
これは単純にかんぽの新学資保険の返戻金はいくらか?ということに注目した内容になってます。
貯めるということに重きを置き、払った額より多く手元に戻ってくるようにしたいのなら、返戻率の高い他社の学資保険もあるので、そちらも検討材料の一つにされてもいいのではないでしょうか。
例えばソニー生命の学資保険は返戻率が高いことで有名ですよね。ただ、各家庭の環境や、お子様の条件によって必要な保険は違ってきますので、返戻率だけで選ぶのもナンセンスです。是非信頼できる営業マンと出会い、それぞれのご家庭に合った保険を選んで下さい。
Q.かんぽ生命の学資保険の特徴は?
A.貯蓄性と、保障のバランスがいい保険商品です。
ご両親にとって一番心配なのが「保険契約者が残念ながら死亡してしまった場合、お子さんの学費を確保するために、どうするか?」ということですが、かんぽ生命の学資保険は、保険契約者が志望してしまった場合の、その後の保険料は払い込む必要がなくなります。
また、お子さんの怪我・病気などに備えて、医療保険を特約としてつけることもできます。
ただし、「とにかく特約をたくさん付ける」ということよりも、まず公的な助成制度などをよく知っておき、それを活用した上で、まかなえない部分を保険などでまかなうべきかと思います。
そのため、加入前に様々な公的制度を研究してから、特約をつけるか考えるようにしましょう。
かんぽの学資保険の特約について調べてみました。
《無配当傷害入院特約》
不慮の事故による傷害で入院、手術、一定期間以上の入院をされた場合、入院保険金、手術保険金、長期入院一時保険金をお支払いします。
●入院保険金 保険期間中の不慮の事故により3年以内に入院をされたとき 入院1日につき特約基準保険金額の1.5/1000に相当する金額
●手術保険金 入院保険金の支払われる入院の原因と同一原因により入院中に所定の手術を受けられたとき
手術の種類に応じて、1日当たりの入院保険金額の5倍、10倍、20倍または40倍に相当する金額
●長期入院一時保険金 1の不慮の事故による入院日数が継続して120日となったとき特約基準保険金額の3%に相当する金額
《無配当疾病傷害入院特約》
病気や不慮の事故による傷害で入院、手術、一定期間以上の入院をされた場合、入院保険金、手術保険金、長期入院一時保険金をお支払いします。
●入院保険金 保険期間中の病気により入院をされたとき、または不慮の事故により3年以内に入院をされたとき 入院1日につき特約基準保険金額の1.5/1000に相当する金額
●手術保険金 入院保険金の支払われる入院の原因と同一原因により入院中に所定の手術を受けられたとき
手術の種類に応じて、1日当たりの入院保険金額の5倍、10倍、20倍または40倍に相当する金額
●長期入院一時保険金 1の病気や1の不慮の事故による入院日数が継続して120日となったとき特約基準保険金額の3%に相当する金額
《災害特約》
被保険者が特約の保険期間中に不慮の事故により傷害を受けたときは、その傷害を直接の原因とする死亡または所定の身体障がいに対し、特約保険金をお支払いします。
●死亡保険金
保険期間中の不慮の事故により180日以内にお亡くなりになったとき
●傷害保険金 保険期間中の不慮の事故により180日以内に所定の身体障がいの状態になられたとき身体障がいの状態に応じて、特約基準保険金額の10%~100%
いずれにしても他の保険、共済とダブらないようにしたいモノですね。
契約を長く続けていくためにはその母体となる保険会社が存続していることが
条件ですよね。
最近の経済状況の不安定さによって多くの企業がつぶれてしまったことを
想像するのは難しくないと思います。
かんぽ生命の安全性は?
とあるサイトのソルベンシーマージン率は約1500%。
これを見る限りでは良くも悪くもといったところでしょうか。
格付けは公表されていないようです。
学資保険に限らず、医療保険や死亡保険は比較的長期間かけるものになって
きますので、まずは安全性を確認した上で検討したいですね。